PHILOSOPHY 代表メッセージ・経営理念

代表メッセージ

メッセージ 天野 太郎

代表取締役会長 天野 太郎

“世界的循環をリードするサーキュラー(循環)総合商社を創る”

きたるべき世界的な循環型社会において、法人資産の無駄なものを再利用していくというのは、その重さ・大きさから環境に与える影響を鑑みるにとても重要なファクターです。日本・中国・米国といった国々で高付加価値商品=MONOを開発しながらもその後循環型流通活用し、消費者は豊かさを享受しながら環境保全に貢献できる、まさに無駄を豊かさに変えるという仕組みを提案していく会社を目指しております。 数十年後に、”MONO循環流通”が世界的に無くてはならないもの、当たり前のものとなり、日本発のもったいない精神がそれを支えている事をビジョンとしております。

代表取締役社長 熊谷 正慶

“江戸時代の献残屋(シェアリングエコノミー)を日本橋で現在に伝える”

江戸時代の日本橋は、世界トップクラスの人口100万人を超えた江戸中期の魚河岸(流通)、金融、商業、文化の中心として栄えました。興味深いのは、江戸時代は鎖国状態もあって、非常に資源を大切にしていた事です。 鍋、斧、瀬戸物、桶、樽、古着、紙屑、果てはロウソクのロウまで!灰をキチンと循環させていたのは日本だけだそうです。

そんな江戸時代のリユース/リサイクルの中心でもあった日本橋三越前に、サーキュラー総合商社を目指す創業15年の当社が、2018年よりのれんを掲げる事になりました。リユースの中心地に「還って」きたと言えます。 新3R(リユース/レンタル/リサイクル)で、ムダを富に変えるサーキュラー総合商社を創りあげ、社会の公器として後世の役に立つ。オフィスバスターズグループの理念を日本橋から広げてまいります。

メッセージ 熊谷 正慶

経営理念

1.チャレンジャーを徹底的にサポートする / 2.もったいないを徹底的にサポートする
経営理念 天野 太郎

中小企業・大企業・先進国・発展途上国による偏りを無くします!

チャレンジャーとは、起業家や縮小されて心機一転される方、何とかコストを抑えて世の中に新しい付加価値を提供されようとしているお客様全てを指します。

また、社内的にはこれからの人生で自分を変化成長させていく意欲のあるスタッフや、一度失敗しているけれども当社で何かを成し遂げたいと思っているスタッフなどを指します。

当社は社内外問わず、チャレンジャーの皆様方をサポートし、世の中に貢献していきます。 私は、総合商社で10年程勤務してロシア・中南米・中国といった発展途上国向けにOA機器を販売しておりましたが、その際に必ず頼まれましたのは“ミスター天野、こんな高い新品を売るのはやめてくれ、日本には沢山の中古品が余っていると聞いているが安く販売してくれないか?”という事でした。 しかし、日本のメーカーや総合商社は新品を製造・販売し、売上金額を上げていくのが第一で、新品の販売を妨げるような中古品の販売は構造上難しい事情がありました。発展途上国ではビジネスの種はそこら中に転がっているものの、資金が無いためビジネスを行うためのOA機器などのビジネスインフラが非常に乏しいという現状があります。 その一方で先進国である日本では、まだまだ使用出来るOA機器がどんどん廃棄され、電子機器ゴミとして社会問題になっているという矛盾もはらんでいるわけです。

それでは、日本国内についてはどうでしょう。日本では1%以下の大企業と99%以上の中小企業が存在しておりますが、OA機器やオフィス家具などの新品商品は主にその1%以下の大企業向けに設計され、世の中のオフィス需要を喚起しております。大企業では移転やリース満了時にOA機器やオフィス家具を新しい状態で廃棄して、再び新品を購入しています。一方、中小企業や開業者は、使いづらい古い商品を壊れるまで使う、もしくは、とりあえずは資金が無いので購入を控えてコピーセンターなどに足を運ぶのが現状です。

そのような海外・国内でのオフィス商品の偏りをなくし、全ての人が感じている”もったいない”という精神を徹底的に追求していきます。贅沢なオフィスを作るのが決して地球の為ではありません、新しいものをどんどん取り入れていく事が決して世の中の為ではありません。当社はオリジナルのオフィス創りを”もったいない”精神に基づいて追求していきます。

中期ビジョン

ビルインサーキュラー(BiC)事業の確立する

ビルインサーキュラー(BiC)事業の確立する

1事業用ビル関連顧客に対してリユース・循環型の総合提案でコストパフォーマンス最大化を実現

2顧客にあわせたハード・設備インフラからソフトまでの総合提案

事業目標

4-10政策 フォーテン政策

1日本の開業率を10%達成

開業率とは、1年間に開業した会社の数を全会社の数で割った割合ですが、日本では戦後すぐの勃興期にはこの開業率が高かったですが、既に成熟し大企業が優遇されている現在では、3%前後と低迷しております。一方、ベンチャー企業が元気のいい欧米では開業率10%弱と成熟した社会ながら高水準で長年推移しております。日本でも国際競争力向上のために中小企業の活性化や独立開業への政府支援が叫ばれて久しいですが、まだまだ開業時の資金不足や大企業尊重の風土から、開業率が伸び悩んでおります。当社では多くの開業者を支援し、当社ご利用者の皆様から少しでも多くの成長企業や上場企業が出てこられたらこれほど嬉しい事はございません。

2007年以降、団塊の世代の方々が大量退職されますが、退職者と言えどもまだまだお元気でビジネス意欲のある方が大勢です。 当社は日本の国際競争力を上げるべく、そういった社会構造の中、開業率を欧米並みの10%に上げ、開業する中小企業の防波堤となっていきます。

2オフィス商品の循環率10%達成

現在、日本国内のオフィス商品(パソコン、コピー機、電話機、サーバー、オフィス家具など)は年間に5兆円程度販売されていますが、その中で中古品として販売される率は恐らく2%以下と推測されます。環境負荷削減として3R、REDUCE(使用量削減)、REUSE(商品として再利用)、RECYCLE(資源として再利用)と言われていますが、中古品を使用することによって新品のREDUCE効果・REUSE効果が発揮でき、熱やエネルギーを使うRECYCLEよりはかなりの環境負荷削減効果があります。車市場では新車と中古の販売台数はほぼ同じというほど、循環率が高い市場となっていますが、オフィス商品はこれからが循環率が向上する時代です。5兆円市場のうち、当社はせめて10%の5,000億円分を再利用・再販できる会社となっていきます。

3新たな挑戦の糧となる経常利益10%達成

世の中にはとにかく儲ける事が第一の会社も存在しておりますが、当社は経営理念を実現するために設立された会社です。一方、経営理念を実現するためには、この中古品市場という新しい市場で、商品戦略・人事戦略・地域戦略など常に新しい事に挑戦する必要があります。そのためにも挑戦のためのコストを確保するために、経常利益を最低でも10%は達成していくというのが必要となります。成長無きところは衰退します。常に新しいことに挑戦し成長する会社となります。

4海外展開10ヶ国達成

当社では構造的に国内販売のみで利益を確保する事が可能ですが、当社の経営理念では全世界のあらゆるオフィスでの偏りをなくす事となっております。様々なリスク要因や手間・コストがかかったとしても、海外展開を充実していく必要があります。海外展開を早い段階で10ヶ国達成し、積極的に推進していきます。

OB Values10

1変化成長が大好き

『変化成長』は今の自分からの脱却のこと。その一歩を踏み出すのはとても恐く勇気がいる。ただ、私たちOB社員は2つの経営理念のもと、0から何か世の中にインパクトを与えようと切磋琢磨し自分自身・組織をここまで成長させてきた。わたしたちは、会社と共に自分自身も変化成長し実感する。その喜びが大好きなチームである。

2素直な向上心を持つ

どんな人の話でも素直にきいてみる。自分の価値観では理解しがたいこともあるが、とにかく相手の立場になって素直に聞き、良いと思ったことはとりあえず取り入れてみる。少しずつ吸収し、気づきを増やし変えていけばやがて自然と必要とされる人材になるはずだろう。

3高い壁を乗り越えるほど自己の成長を促せる

『なぜ仕事をするのか』このテーマは誰もが直面する壁である。「お金をかせぐための手段」、「プライベートを充実させるための手段」など個人ごとに違う。誰もが楽して仕事をしたいと思い、結果的に成長をあきらめてしまう。だからこそ私たちは自ら進んで、高い壁を求め達成し、自己成長を繰り返している。その向こうには本当の意味の『なぜ仕事をするのか』が見えてくるはずだから…

4観客じゃなく選手になろう

ボクシングの観客は試合中の選手のスタミナのなさに不平・不満を言う。しかし、観客は試合を出来ない。観客は自分ではどうしようもないことに不平・不満を言うのだ。選手にとってスタミナがないというのは不平・不満ではなく、課題である。当事者にとって、不平・不満など存在しない、全てが課題である。私たちは常に観客じゃなくて選手である。

5どんな時でも有言実行

OBでは当初から有言実行でやってきた。これは創業時から理念として常に実行してきた言葉である。全てにおいて一度決めてやると言ったら必ず実行し成果を出してきた。まず一歩前に進む目標をたてよう。アグレッシブかつ現実的な目標を。

6楽して儲けてはいけない(浮利を追わず)

人間、楽なことを味わうと楽なことに走りやすい。商売も同じで決して楽して儲けてはいけない。考えず、工夫もせず、汗もかかずに楽して儲けてしまうと、その時は得した気分になるが、なんのノウハウもなく、なんの強みもなく、なんの成長もなく長い目で見れば衰退だけが待っている。いつも考えて、苦労して、努力して、汗水流して商売していれば常に変化・成長し続け繁栄し続ける。だから決して楽して儲けてはいけない。ただ間違えていけないのは、単なる長時間残業やプライベートの犠牲は苦労や努力ではない。

7接客は御用聞き(お客様本位/気配り)

接客の心得は、いかにしてお客様を知るかである。まず、相手を知るためには、自分をオープンにして、相手を受け入れることである。小売業はお客様がいて初めて商売が成り立つ。お客様のニーズをつかめば、どんな時代でも商売が成り立つ。お客様のニーズをつかむためには、御用聞きになりきり『何でもお任せください精神』のプロ意識を持って、お客様に気を配り接することである。ただ、『御用聞き』と『お客様の言いなり』は全く違う。御用聞きとは、お客様の立場で商品やサービスの購買支援をすることである。そのために、自分をオープンにして、相手を受け入れる、『売りに行く』のではなく『聞きに行く』姿勢が大事である。

8創意工夫の限界に挑戦する

人は自分のものさしの尺度で判断・納得し、限界を定める。リユース企業の世界一を目指す私たちは限界という言葉を簡単には認めない。そして限界にも『良い限界』と『悪い限界』が存在する。工夫に関する良い限界とは、体力ではなく『脳力』を最大限に活用して知恵を絞り、常に工夫に工夫を重ねて、それでも今以上の工夫を考えつかなかったときが限界である。工夫に関する悪い限界とは、単に体力任せの限界に挑戦することや、はじめからもがき、思案することをあきらめている自分を認識したときに訪れる限界である。

9一人の百歩より百人の一歩

現場で一人だけ優秀でも何の意味もないことがある。現場のチームが一丸となり、昨日より一歩成長することにより一人が百歩成長するよりも素晴らしい結果がでる。OBマンはチームワークを重んじ、チームの変化成長を推進していくチームである。

10ピンチはチャンス!楽しもう!

日々様々なトラブルやクレームと直面する。全てを投げ出して逃げ出したくなるときは、誰にだってある。しかし、そんなときこそ『発想の転換』をしてみよう。「できるか?」ではなく「どうすればできるか?」と考える。「できます!やります!」と発することにより。自然とポジティブになる。悩むことは自分を成長させる良い機会であり、アドバイスを求めることは他人との交流を持つ良い機会なのだから…